(英語表記題名: String Octet No.2 in Eb major Op.77 (Double Quartet) )
2つの弦楽四重奏が競演する形態で書かれたもので「複弦楽四重奏曲」とも称される。長調曲だが短調の色合いも濃い。編成が重くてあまり流れないアレグロビバーチェ、短調のメヌエット、ため息のようなラルゲット、タンタカターという軽快にもできそうな音型なのに難所もあり指示もアレグレットでテンポ設定を大いに悩む終楽章、と、興味深い曲がならぶ。vnの名手シュポアの作品らしく、1stvnは難しい。
作品解説