(英語表記題名: Toy Symphony in C )
おもちゃの楽器を取り入れた、手軽で素人受けもする利用価値の高い曲。昔はハイドン作、そして最近までレオポルド・モーツァルト作、と言われてきたが、1990年代になってからチロルの無名作曲家アンゲラーの作品とする説や、作曲者不詳とする説が強まっている。弦はVla抜きの3声。おもちゃの楽器(かっこう笛《ソ・ミ》、水笛、ラッパ《ド》、スネア無し小太鼓、歯車、トライアングル)は下手でも味が出るし、カッコウ笛以外は無くても旋律的には成立するので、お休みのVla奏者に手伝ってもらうとよいかもしれない。
作品解説