(英語表記題名: String Octet in Eb major Op.20 )
友人のヴァイオリニストの誕生日祝いに書いたとされる。16歳の時の作品だが、すでに作曲技法も室内楽演奏も豊富に経験したメンデルスゾーンのこなれた筆致が示されており、この分野の代表作となっている。メンデルスゾーンらしさが横溢する第3楽章スケルッツォが意外に難しい。合奏としては1stvn以外の音量を相当抑えないと様にならないのが難。作者の自筆譜には「交響的に。ダイナミクスとアクセントはちゃんと書いたのできっちりと守れ。」と書いてある。
作品解説