(英語表記題名: Music for Strings, Percussion & Celesta Sz.106 )
現代音楽を庇護したパウル・ザッヒャーと彼の楽団のために書かれた曲の中でも最も有名なものであるとともに、バルトークの代表作。重厚なフーガの第1楽章、現代的でスピード感溢れる第2楽章、バルトーク特有の夜の音楽である第3楽章、さまざまな要素を込めて大団円を迎える第4楽章と、非常に充実した作品。二群に分けた弦楽合奏の中心に置かれる打楽器はシロフォン、ティンパニ、スネア、シンバル、ドラ、バスドラと多く、他にピアノ、ハープ、チェレスタも必要。よく準備された指揮による緻密なリハを要求する難曲。
作品解説