-
ウォーロック
作曲(1925年)
カプリオール組曲
16世紀ルネッサンス時代の舞曲集から6つを採り、纏めたものだが、曲は自由に改変されモダンな和声も出てくる。当初ピアノ二重奏曲として出され人気を得た後、弦楽合奏版(1926)とオーケストラ版(1928)が作者自身により編まれた。気軽に楽しめる佳作。
MORE
-
武満徹
作曲(1957年)
弦楽のためのレクイエム
武満の出世作(1957年作)。ストラヴィンスキーが「この厳しい音楽が、このように小柄な男から産み出されたとは」と感嘆したとのエピソードが残る。無調の響きの中から不思議な優しさが紡ぎ出される武満トーンは既に十全に開花している。
MORE