ヤナーチェク
作曲(1877年)
弦楽のための組曲
多彩な顔ぶれの6曲よりなる。後年の独創性とは無縁の20台での作品で、スラヴ風、ドイツ後期ロマン派風など、さまざまな様式の混在に当惑する人も多い。作曲者は当初バロック風の組曲として各曲に「サラバンド」などのタイトルを与えていたが、あまりに関係性が薄いため最終的に落とした、という経緯あり。
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ヤナーチェク
作曲(1923年)
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェルソナタ」
ベートーヴェンのクロイツェルソナタをモチーフにしたトルストイの文学作品を読み、表現意欲をもよおしてしまったヤナーチェクが書いた「音楽による感想文」とも言うべき作品。バルトークともドヴォルザークとも異なる、暗くエキゾチックに燃焼する曲。
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