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シベリウス
作曲(1909年)
弦楽四重奏曲ニ短調Op.56「親愛なる声」
5楽章よりなる。第2楽章は主部が常動曲、第4楽章はメランコリックな3拍子曲、怒涛の終楽章と、この作者特有の音楽が並び、シベリウス好きには嬉しい名作。
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シベリウス
作曲(1939年)
アンダンテ・フェスティボ
とある木材工場の創立25周年を記念して弦楽四重奏用に1922年に作られたもので、その後1938年にシベリウス自身の指揮でラジオ放送を行う際にこれを弦楽合奏版として今ある形に改作された。弦楽合奏曲では珍しい祝祭的な力強さを追い求めた曲。
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ウォーロック
作曲(1925年)
カプリオール組曲
16世紀ルネッサンス時代の舞曲集から6つを採り、纏めたものだが、曲は自由に改変されモダンな和声も出てくる。当初ピアノ二重奏曲として出され人気を得た後、弦楽合奏版(1926)とオーケストラ版(1928)が作者自身により編まれた。気軽に楽しめる佳作。
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ショスタコーヴィチ
作曲(1944年)
ピアノ三重奏曲第2番ト短調Op.67
友人の学者・評論家ソレルチンスキーの死を悼んで書かれた作品。チャイコフスキー、ラフマニノフの先例にならって大切な人間の死に際してピアノトリオを書くことで、最大級の弔意を表したものであろう。この時期(1940年代)の諸作の中でも、ひときわ明快で劇的な作風。スケルッツォを持つ4楽章曲。
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