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ディーリアス
作曲(1917年)
2つの水彩画(フェンビー編曲)
失明と麻痺に冒された晩年のディーリアスの作曲を助けたフェンビーによって、ディーリアスの死後に彼の初期の作品から編曲されたもの(1938年)。変転する和声が非常にロマンチックな小品2曲からなる。
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ディーリアス
作曲(1919年)
去り行くつばめ(フェンビー編曲)
弦楽四重奏曲第2番の第3楽章を、晩年のディーリアスの作曲も助けたフェンビーが編曲したもの。甘く歌いたい1stvn弾き用。
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ドビュッシー
作曲(1893年)
弦楽四重奏曲
いわゆる印象主義音楽の最初の重要作品と目される傑作。ドヴォルザークの「アメリカ」と同じ1893年に書かれたとは思えぬほど近代的な響きが美しい。
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ドビュッシー
作曲(1904年)
神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ハープ製造会社の依頼により、発明されて間もない半音階ハープのために書かれたもの。古代的な典雅さと、あくまでもロマンチックな2つの顔を与えることにより、半音階ハープの良さを存分に誇示できるように書いているところが、クライアント思いの心憎い作品。
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ドビュッシー
作曲(1915年)
フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ
ドビュッシー晩年、第一次大戦の戦火を逃れた疎開先で計画された6曲シリーズの器楽ソナタの第2作目で、この3楽器の組み合わせによる室内楽の決定版とも言える名作。即興的で融通無碍なメロディーのやりとりは息のあったアンサンブルを要求する。
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アイアランド
作曲(1932年)
ダウンランド組曲
もともとブラスバンドのコンテストの課題曲として書かれた(1932年)ものだが、弦楽器のための音楽としか思えない美しい作品。擬古典的なスタイルのプレリュード、エレジー、メヌエット、ロンドの4曲からなる。
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ヒンデミット
作曲(1936年)
ヴィオラと弦楽のための葬送音楽
1936年、英国でオーケストラ演奏会を準備中に英国国王ジョージ5世死去の報を聞き、その演奏会用に数時間で書き上げたもの。葬送音楽として有名。
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ショスタコーヴィチ
作曲(1938年)
弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.49
伝統的な形式に従った簡明な音楽。有名な第5交響曲の翌年(1938年)に作曲されたもので新古典的傾向が顕著。それゆえ、第5交響曲同様に仮面を被った音楽ととるかどうかが、表現上の悩みになるらしい。
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メシアン
作曲(1941年)
世の終わりのための四重奏曲
第二次大戦中にドイツ軍の収容所にいた際、たまたま同時に収容されていた音楽家とあり合わせの楽器の組み合わせを前提として作られた曲。途方も無く長いが、静かで美しい瞬間が随所にある傑作。
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