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フランク
作曲(1879年)
ピアノ五重奏曲ヘ短調
循環主題が各楽章に現れる循環形式による3楽章曲。有名なvnソナタを彷彿とさせる部分もある名作。初演のPfも担当したサン=サーンスに当初捧げられたが、サン=サーンスは拒否した、との逸話が残る。
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ヴォーン・ウィリアムズ
作曲(1910年)
タリスの主題による幻想曲
作曲者が英国賛美歌集を編纂していた際に見つけた16世紀イギリス教会音楽の大作曲家タリスの旋律を元にした曲。フリギア調の主題だけでなく、ポリフォニックな曲作り、2群に分けた合奏隊の使用などなど、古い音楽へのオマージュとも言うべき作品に仕上がっている。
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ヴォーン・ウィリアムズ
作曲(1929年)
グリーンスリーブスによる幻想曲(ラルフ・グリーヴス編曲)
1929年のオペラ「恋するサー・ジョン」の中でヴォーン・ウィリアムズが使った、民謡「グリーンスリーブス」と「美しきジョーン」による2曲の器楽曲を、後にグリーヴスが組み合わせて単独曲としたもの(編曲1934年)。非常に美しいムードミュージック。
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ヴィラ=ロボス
作曲(1938年)
ブラジル風バッハ第5番
アリア(カンティレーナ)、ダンス(マルテロ)の2曲からなる。特にソプラノによるヴォカリーズ(母音のみによる歌唱)が続く1曲目が有名。
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ショスタコーヴィチ
作曲(1962年)
室内交響曲ハ短調Op.110bis
名作弦楽四重奏曲第8番(1960)を指揮者ルドルフ・バルシャイが弦楽合奏に編曲したもので、生前の作者からも認められ広く人気のある作品。
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メシアン
作曲(1941年)
世の終わりのための四重奏曲
第二次大戦中にドイツ軍の収容所にいた際、たまたま同時に収容されていた音楽家とあり合わせの楽器の組み合わせを前提として作られた曲。途方も無く長いが、静かで美しい瞬間が随所にある傑作。
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