-
ロッシーニ
作曲(1804年頃)
弦楽のためのソナタ第1番ト長調
友人との合奏用に書かれたと言われる若々しいロッシーニの佳作。第1番は6曲セットの中では第3番に次いで演奏機会が多い。急緩急の3楽章の内、速い第3楽章が技術的に厳しい。
MORE
-
ロッシーニ
作曲(1804年頃)
弦楽のためのソナタ第3番ハ長調
古くから通常の弦楽四重奏楽譜が出版されているこのソナタ集の他の5曲と異なり、原譜が第二次大戦後に発見された際に初めて世に出た作品。現在では6曲の中で最も有名。各楽器が歌うアンダンテが魅力的。
MORE
-
ロッシーニ
作曲(1824年)
チェロとコントラバスのための二重奏曲ニ長調
この編成のものとしては格別に有名な曲であり演奏の機会も多い。まだオペラをバリバリ書いていた時代の1824年作品。小ぶりの急・緩・急3楽章からなる。Cbに比較してVcパートが難しい。
MORE
-
ドビュッシー
作曲(1893年)
弦楽四重奏曲
いわゆる印象主義音楽の最初の重要作品と目される傑作。ドヴォルザークの「アメリカ」と同じ1893年に書かれたとは思えぬほど近代的な響きが美しい。
MORE
-
ドビュッシー
作曲(1904年)
神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ハープ製造会社の依頼により、発明されて間もない半音階ハープのために書かれたもの。古代的な典雅さと、あくまでもロマンチックな2つの顔を与えることにより、半音階ハープの良さを存分に誇示できるように書いているところが、クライアント思いの心憎い作品。
MORE
-
ドビュッシー
作曲(1915年)
フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ
ドビュッシー晩年、第一次大戦の戦火を逃れた疎開先で計画された6曲シリーズの器楽ソナタの第2作目で、この3楽器の組み合わせによる室内楽の決定版とも言える名作。即興的で融通無碍なメロディーのやりとりは息のあったアンサンブルを要求する。
MORE